For Medical Students医学生・研修医の方へ
教育体制
私たちは、一般内科医としての素養、血液内科医としての専門性、腫瘍内科医としての専門性をもつ医師を目指しております。
基本的には主治医、担当医の2人体制で入院患者を受け持ちますが、週2回カンファランスを行うことで、全員で知識・情報を共有できるようにしています。カンファランスも教授や医局員、研修医がより密接でアットホームな雰囲気で行うため、疑問がいつでも解決しやすい環境が整っています。内科全般の知識・手技から血液内科や腫瘍内科の専門知識まで幅広く学ぶことができます。希望によってはエコーや内視鏡検査技術が習得できる学内ローテーションや関連病院を選択できます。一人一人が目指す医師像に合わせたサポートを行っています。
サポート体制 メンター制度
当科では、研修医1人に対して先輩医師1人が専属指導担当医としてつくメンター制度を導入しています。仕事や諸活動はもちろん、研修終了後の進路や医師としての方向性など、技術面・精神面の両面からしっかりサポートし優秀な内科医としての成長を支援していきます。
当直体制
休む時間がないと敬遠されがちな血液・腫瘍内科ですが,当科では医師それぞれのプライベートの時間も重視し,土曜日午後と日曜日は完全当直体制とし,担当患者の対応は全て,当直医が対応することとしています.これにより,しっかりとリフレッシュして,またその精力を患者さんに還元すること,学会発表や論文作成に取り組むことで,より良い仕事環境の形成に努めています。
週間予定表
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月曜日
午前
ケモカンファ
午後
病棟カンファ
How I treat勉強会 -
火曜日
午前
新患紹介
ケモカンファ
教授回診
午後
移植カンファ
スメアカンファ
抄読会
医局会
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水曜日
午前
ケモカンファ
午後
病理カンファレンス(月1回) -
木曜日
午前
ケモカンファ
午後
病棟カンファ -
金曜日
午前
ケモカンファ
午後
研究会 -
土曜日
午前
ケモカンファ
午後
当直体制 -
日曜日
午前
当直体制
午後
当直体制
入局後のカリキュラム
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当科では,ある程度の資格を得た後に、海外あるいは国内の留学を勧めています。 国内外の医師や研究者と接することで、広い視点を持つ臨床医・研究者を育成していきます。
臨床医を志す方
専門研修1~2年間、当科病棟で研修(希望によって他科へローテーション)を行います。専門研修2年目以降は、希望により関連病院での研修を選択できます。 この間で内科認定医を取得し、血液専門医の資格を得られるように配慮します。また、腫瘍内科として、他科へのローテーションも選択できます。がん薬物療法専門医の取得も可能です。
大学院を希望する方
専門研修2~3年目、4年間で博士号取得を目指します。研究成果が上がれば国内はもとより海外にも積極的に発表を行います。卒後1~2年して海外留学を推奨しています。
- 3年目
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入局し、後期臨床研修医
- 4年目以降
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新総合内科専門医
受持患者一覧表(計200例)及び,病歴要約計 29 症例分の習得が必要であり,希望に応じて,他科をローテートし症例経験を積むこと可能である。
がん治療認定医
入局2年、症例数20例、日本がん治療認定医機構が認める学会の正会員である事
- 6年目以降
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日本血液学会専門医
入局4年、症例数15例、3年以上本学会会員
日本感染症学会専門医
入局4年、症例数30例、3年以上本学会会員
総合内科専門医
入局5年、症例数20~22例、3年以上本学会会員
がん薬物療法専門医
入局5年、症例数30例、2年以上本学会会員
日本輸血・細胞治療学会認定医
入局5年、認定医申請資格審査基準単位50単位、5年以上本学会会員
【医局員の学科認定医・専門医取得実績】
- 日本内科学会認定医・総合内科専門医
- 日本血液学専門医
- 日本感染症学会専門医
- 日本臨床腫瘍学会暫定指導医
- 国際細胞検査士
- 認定血液検査技師
- 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医
女性医師の方へ
当科は女性医師の様々なライフスタイルに対応できるような勤務環境の構築に努力しております。臨床および研究のいずれにおいても個人の希望する専攻分野を第一に考慮しており、結婚、そして出産後も復帰し、それぞれの分野で役割を担っています。
女性医師の声
学生の頃、一般内科医として着実な力をつけたいという思いが強かった私は、その後縁あって血液・腫瘍内科を専門科として選択しましたが、専門性とともに内科全般の知識が必要な当科は、一般内科医としてのトレーニングを受けるのに最適の場でした。研修医として働き始めて以来、数々の優秀な臨床医から指導を受ける機会に恵まれ、今の自分を育ててもらったと感謝しています。
仕事に必死だった私も卒後10年を過ぎ、結婚、出産を経験することで働き方を変える必要がでてきました。育児休業から復帰したのちは、家事・子育ての時間を確保するために外来業務のみを担当し、入院担当および当直を免除していただいています。周りのスタッフには大きな負担をかけて申し訳ないと感じていますが、快くサポートしていただける環境に感謝しています。
最近、女子学生さんと接すると、将来の仕事、結婚、出産をどうしたらいいのか悩んでいる人が多いなと感じます。女性はライフステージによって働き方を変える必要がでてくると思いますが、結婚のタイミングや、妊娠・出産、子育て中の環境、体調などは人それぞれで、働き方もそれに応じて多様化することが必然だと思います。現在当科は女性が多い環境ではありませんが、個人の要望を快く受け入れ、それぞれに合った形で働き続ける支援をしてもらえますので、その点は安心してください。
そして今後は女性医師が増えて、育児中の仕事を協力し合ってできるような環境になることを願っています。みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
見学をご希望の方へ
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