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第81回日本血液学会@東京に参加してきました。

2019年10月11日―13日の3日間東京で日本血液学会が開催されました。

当科からも7演題の発表が予定され、各自、台風の迫りよる東京へ向かいました。結局台風直撃の為、中日の12日の学会は中止となり、演題発表がキャンセルとなった先生もいらっしゃいましたが、こればっかりは致し方ないところです。

丸一日狭いホテルの部屋でカップ麺を3つ食べて一日を乗り切るのはなかなかの貴重な経験でしたが、一方で開催された講演では、キメラ抗原T細胞療法の話、AIの話、書籍コーナーでみかけた改訂第3版「血液専門医テキスト」には、新たに「腫瘍免疫療法」の項が追加されているなど、血液領域は日進月歩であると改めて感じさせられました。

 

当科からの演題発表

PS1-15-3 ibrutinib 治療不応症例における Buruton’s tyrosine kinase (BTK) 遺伝子変異解析 関 律子
PS1-8-3 イノツズマブオゾガマイシン抵抗性でブリナツモマブが奏功した再発フィラデルフィア陰性急性リンパ性白血病 森重 聡
OS-7B-5 用量調節R-EPOCH療法入院期間短縮の試み 毛利 文彦
OS2-12D-3 Ph+ALLのTKI併用化学療法における非移植群と移植群の比較 -単一施設における後方視的検討― 大屋 周期
PS2-7-4 CRISPR/Cas9 による一塩基改変iPSCを用いたアントラサイクリン関連心毒性におけるSNPの機能解析 中村 剛之
OS1-15B-6 2nd-line の再生不良性貧血を対象としたロミプロスチムの第2/3相臨床試験の部分集団解析 長藤 宏司
LS3-6 再生不良性貧血の治療戦略 ~TPO受容体作動薬 ロミプレートの臨床的意義~ 長藤 宏司

 

発表に至らなかった演題は、また別の機会に発表できるようブラッシュアップしたいと思います。

改めて、留守番を引き受けてくださった病棟の先生方に感謝申し上げます。

 

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